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塗装技術の門

塗装・塗料をはじめとした内容を掲載したブログです。工業に携わる皆さまの調べものにお役に立ちたいと思っています。

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JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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粉体塗料採用時の検討内容



焼付炉の確認

 近年では150℃前後で焼付可能な低温硬化タイプの粉体塗料が多く上市されています。しかし溶剤型塗装ラインの焼付炉の中には、使用されている断熱材が薄くてさらなる昇温に向いていなかったり、炉長が短かったりする場合が多いです。粉体塗料を検討する際には、真っ先に炉温測定を実施して、所定のコンベアスピードで粉体塗料に必要な被塗物温度保持時間が得られるかを確認することが大切です。

粉体採用色の確認

 粉体塗料の受注量は300kgからとしているメーカーが多いです。特注色の小ロット対応は経済的に合わないことが多いので、カラーガード品などの近似色の活用も一法です。小口色が多い場合には、色替え対応として液体塗装との併用も現実的な対策の一つです。

被塗物の素材厚

 粉体塗料は焼付型塗料のため十分な塗膜性能を得るには、仕様書に記載された"被塗物温度保持時間"を確保する必要があります。炉温測定では標準素材厚のワーク以外にも次の確認が必要です。
 ①被塗物の接合部分など最も素材が厚く熱容量が大きくて昇温しにくい部分
   焼甘防止を目的とします。炉長やコンベアスピードの決定要因となります。
 ②最も素材が薄くて昇温しやすい部位
   オーバーベーク防止を目的とします。炉温測定の最高温度設定の決定要因となります。
 粉体塗料の苦手とする被塗物は一般的に昇温に時間を要する熱容量の大きな被塗物ですが、低温硬化タイプの粉体塗料の登場で肉厚素材への塗装事例も増えてきました。しかし最も不得手な被塗物は「素材厚の差が大きい被塗物」です。最厚部で必要な焼付温度保持時間を確保できていても最薄部ではオーバーベークによる変色や塗膜の発泡などの不具合が生じやすいためです。

JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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