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塗装技術の門

塗装・塗料をはじめとした内容を掲載したブログです。工業に携わる皆さまの調べものにお役に立ちたいと思っています。

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JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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碁盤目試験~テスターの紹介



碁盤目試験の概要》

 碁盤目試験では、カッターナイフまたは安全カミソリ片刃で、塗膜上に素地に達する11本の線を切り込みます。これにより、1㎜間隔の計100個の碁盤目が出来ます。さらにこの箇所にセロテープを強く圧着し、素早く引き剥がした時の碁盤目の状態(残数や残存形状)を評価します。
 しかしながら、塗膜の付着力向上に伴って、この方法では塗膜剥離が起こらない場合が増えてきました。そこで、塗膜のカット部に押出し加工を加えるケースが増えてきています。この場合、加工の影響は避けられません。
 碁盤目試験は非常に簡便で、実際の破壊機構に類似する場合が多く、多く採用されてきました。ただし、その測定機構は塗膜の付着力と凝集力の比の評価になります。したがって、凝集力の小さい塗膜が良好な結果となる矛盾が生じるので、結果の判断には注意が必要です。
 また、テープ剥離は素地ー塗膜間の付着力と塗膜ーテープ間の付着力の競争となり、テープとの付着力が小さい塗膜では塗膜剥離は全く起こらず見かけ上は高い付着性を示すことから、本来の目的から外れてしまう恐れがあります。

碁盤目試験器のご案内》

●Hanchen 碁盤目試験テスター 塗膜付着力測定 ロータリータイプ ISO2409-1992規格


 ▽ISO2409-1992規格に基づいて設計されています。GB/T9286-98、BS 3900 E6/ASTM D3359
  に適しています。
 ▽3つのブレード付、交換する必要はなく、異なるテストニーズに合わせて回転するだけです。
 ▽一定の大きさの四角形を均一に描画するために使用され、四角内の塗膜の完全性を評価する
  ことにより、塗膜の基材への密着度を評価できます。実験室ばかりでなく、様々な条件下で
  の建設現場での有機塗料クロスカッティング法の密着性測定にも使用されています。
 ▽塗装したサンプル板に碁盤目のようにナイフで刻みます。そしてテープルを貼って
  引きます。剥離試験によって塗料の付着力を測定できます。
 ▽特定の仕様工具によってコーティングパターンを切断して貫通させ、完成したパターンを
  6つのレベルに分類します。

●アズワン カッターガイド No.100


 ▽カッターナイフで素地まで貫通する碁盤目の切り込みを入れ、塗料・ワニス等塗膜の
  耐性試験に使用できます。
 ▽塗膜(コーティング材)の耐性評価に。
 ▽1・2mm×各100個用
 ▽材質:ステンレス(SUS304)
 ▽サイズ:90×70×2mm
 ▽JIS K 5600準拠

●Hanchen 碁盤目試験テスター 塗膜付着力測定 ブレード3枚付 QFHシリーズ


 ▽ISO2409-1992規格に基づいて設計されています。GB/T9286-98、BS 3900 E6/ASTM D3359
  に適しています。
 ▽3つのブレード付、異なるテストニーズに合わせて交換してください。
 ▽一定の大きさの四角形を均一に描画するために使用され、四角内の塗膜の完全性を評価する
  ことにより、塗膜の基材への密着度を評価できます。実験室ばかりでなく、様々な条件下で
  の建設現場での有機塗料クロスカッティング法の密着性測定にも使用されています。
 ▽塗装したサンプル板に碁盤目のようにナイフで刻みます。そしてテープルを貼って
  引きます。剥離試験によって塗料の付着力を測定できます。
 ▽特定の仕様工具によってコーティングパターンを切断して貫通させ、完成したパターンを6つ
  のレベルに分類します。

JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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