尿素、ホルムアルデヒド(ホルマリン)およびブタノールなどのアルコール類と反応させたブタノール、キシロール可溶性尿素樹脂と中、短油性アルキド樹脂と共重合するか、または混和して出来たものになります。通常140~150℃で30分程度焼付け乾燥して硬化します。塗膜は淡色で、硬く、光沢があり、耐溶剤性、耐薬品性に優れた塗膜となります。メラミンアルキド樹脂塗料に比べて耐水性、耐候性に劣ります。尿素樹脂は酸、例えば塩酸、リン酸、パラトルエンスルホン酸などにより硬化が促進されることから、これらの酸の触媒作用により常温硬化型とすることが出来、また、60℃の低温で短時間に硬化させることも可能です。したがって、家具、木工用として広く用いられています。