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塗装技術の門

塗装・塗料をはじめとした内容を掲載したブログです。工業に携わる皆さまの調べものにお役に立ちたいと思っています。

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JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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塗装の自動化



【問題】
塗装の自動化について論じなさい。

【解答例】
 自動化の基本は、ハンドワークで行う場合の基本条件を機械的に再現し、人為的なムラを除去することから始まり、必要最小限の動作を与えることである。
 自動塗装機は主に単機能的な自動機で被塗物の形状がほぼ近似で、生産される数量が大量であることを前提とするものである。これを導入するにあたって、計画の目的、範囲を明確に把握したうえで焦点をどこに置くかを定め、省力化、省資源、無公害、安全性などの配慮を加え、十分検討しなければ利点を発揮されない。
 自動化の目的は、a)量産・コストダウン、b)品質の向上と安定性、c)人手不足対策、d)人為的に不可能な塗装の機械化、e)環境衛生の改善、である。
 自動塗装装置として盛んに利用されているものは、連続的に送られる被塗物に合わせ、スプレーガンを自動操作して塗装するものが最も多い。

(1)自動化の基本となるスプレー塗装機
 a.エアースプレー塗装機、b.エアレススプレー塗装機、c.静電塗装機、
 d.ホットスプレー塗装機、e.二液型塗装機、f.その他
(2)各種自動塗装装置
 a.平面型、b.レシプロ型、c.回転型は、d.コンベヤ型、e.ロータリー型

 塗装作業の自動化のためにこれらの自動塗装装置が数多く専用的にもちいられてきたが、被塗物が多種多様の場合や複雑な形状の場合には投資効果が少なかったり、あまりにも複雑な専用機となり、メンテナンス上の問題を残すなどの限界を持っている。
 将来の塗装の自動化は、上記の限界を克服するとともに、これから先の被塗物のモデルチェンジ、生産性の変化、新規塗装物の適用など広い幅のある順応性をもっと塗装ロボットを軸として発展する可能性は大きい。

JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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