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塗装技術の門

塗装・塗料をはじめとした内容を掲載したブログです。工業に携わる皆さまの調べものにお役に立ちたいと思っています。

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JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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建材の防食における「性能」の概念



【問題】
 建材の防食においても「性能」という概念を取り入れることの必要性について述べなさい。

【解答例】
 建築物は絶えず日光、天候、温度、湿度、通風、水分を直接受けることになり、その度合いは場所や地域、地形により種々雑多であり、塗装系一つをとっても材料が物理的劣化する現象と相対的な初期品質の比較はできるが、定量的な寿命などの性能は推定すら難しい。しかし、現実の問題として、使用者側(例えば客先、建築設計者)から見るならば、塗装系の相対的な初期品質の比較などはあまり重要視されず、むしろ性能をある水準以上の状態である期間継続してゆく能力、いわゆる耐用性能、耐久性を定量的に明示することを望まれている。
 しかし、この性能である耐用性、耐久性については、情報入手が困難で相当な労力と日時を必要とするだけにほとんど皆無に近い。
 特に、建材など種々雑多な材料を数多く、かつ広範囲に使用されている今日、建材の防食において「性能」という概念を避けて通ることはできない状況にあり、この傾向は今後ますます強くなるものと思われる。
 そのためには、製品を定期的にチェックし、データの積み上げを計り、また、従来の屋外曝露試験でも、平板のを対象とした試験から、異型加工、溶接加工された建材部材、組み合わされた部材などの試験を行い、その推定が可能になるようなデータ収集を行う必要がある。

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現場塗装の重要性



【問題】
工場塗装による建材が多くなっても、なお、従来からの現場塗装が重要である理由を挙げなさい。

【解答例】
 近年、プレハブ建物の発展とともに工期の短縮、コストダウン、品質の安定性などの理由により、工場塗装による建材が多くなってきているが、工場から半完成品として出荷される鋼製建具類、設備配管類、構造用鋼材などはすべて現場塗装する必要がある。
 プレハブ住宅として工場で塗装され現場で組み込まれた建築物であっても、耐用年数の経過に伴い、塗り替えの問題も当然発生し、現場塗装によりその寿命延長を計られる。また、一般の木造、コンクリート建築物についても塗り替えの場合は同様である。
 特に大型の建築物である事務所、ホテル、病院、学校、公共建築物においては、建築骨組みの主体となる構造用鋼材、電機、設備配管、コンクリート壁、石綿板などの間仕切り材、カーテンボックスなどの木部はすべて現場塗装されその機能を果たすものである。工場塗装による建材の種類と生産は、今後増加してゆくことは当然予測されるが、その塗り替え塗装系の確立と技術者の養成を行い、客先のニーズにこたえるようにしなければならない。

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鉄道車両客電車の外板塗装



【問題】
鉄道車両客電車の外板塗装上の問題点、または今後の研究事項を要約して述べなさい。

【解答例】

下記の3項目に大別される。

(1)塗装機能と商品価値のバランスの問題がある。すなわち、国際的にも将来の省エネルギーの観点からも、また、一度塗装された製品の使用中のメインテナンスのエネルギーからもこの外板塗装の価値観の将来対応を基本設計段階から分析し、設定してゆく必要がある。

(2)現状の仕様・設計における外板塗装の品質向上・合理化である。このため、素材、工法を中心とした研究と特に塗装回期を延長可能な塗膜、素材、工法についてさらに研究が必要である。また、工法については、ファーストコストの低減とともに、省エネルギーとも関連し、素材の使用効率の飛躍的向上と自動化の向上は今後の課題である。

(3)一般的のその配慮が基準化されつつある公害防止に対する効率的な対策・対応設計である。この面については、工事を行う地域的条件や固定設備の場合は、将来の環境変動も考慮に入れた事前対応が重要で、そのための有効な手段をファーストルックから見直し、設計・計画する対応が必要である。

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