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塗装技術の門

塗装・塗料をはじめとした内容を掲載したブログです。工業に携わる皆さまの調べものにお役に立ちたいと思っています。

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JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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ハイソリッド塗料の概要



過去のハイソリッドラッカーと称するものは、塗装の合理化の面から開発されたものであり、一回で光沢および厚膜が得られ、さらに耐候性にも優れているなどの特徴を持ったものです。しかし、ここでいうハイソリッド塗料の出現は、その背景を全く異にし、光化学スモッグの発生原因となる炭化水素有機溶剤の使用を低減し、省資源的効果と光化学スモッグ発生低減を狙って開発されたものになります。ハイソリッド塗料を邦訳すると高不揮発分塗料と解釈されるもので、現有有機溶剤塗料の不揮発分含有率は40~60%であり、残余は溶剤、希釈剤になります。
 さらに塗装に当たってはシンナー類を20~50%添加して、薄められて塗装されます。これに対しハイソリッド塗料は不揮発分を70%以上とし、塗装に当たってはシンナーの添加をできるだけ抑えて、かつ現有塗装機器、塗装設備のままで、塗装が可能であり、塗膜性能においても従来の塗料と遜色がない仕上げが得られるものであることが望ましいとされます。ハイソリッド塗料の定義は明確ではありませんが、塗料業界における低公害、省資源型塗料の分類によると多液型塗料とハイソリッド塗料は別になっていることから現状のハイソリッド塗料と呼称されているものについてこれから取り上げます。

JISハンドブック 30 塗料 (30;2020)


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